特集 認知症施策up to date
認知症疾患別 生活行為の障害とリハビリテーション—認知症リハビリテーションの進歩と作業療法士への期待
堀田 牧
1
,
池田 学
1
1大阪大学大学院医学系研究科精神医学教室
キーワード:
認知症
,
生活行為
,
生活評価
,
自宅訪問
Keyword:
認知症
,
生活行為
,
生活評価
,
自宅訪問
pp.860-869
発行日 2022年10月15日
Published Date 2022/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209924
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ポイント
◆認知症患者における生活行為の障害は認知症疾患別に特徴があり、基本的な疾患特性を理解した評価が必要である。
◆生活行為の評価は「できる/できない」の二者択一ではなく、自立しない原因を探究することに意義がある。
◆作業療法士による自宅訪問は、生活行為に関する生活環境全体が評価対象となるため、環境調整による生活行為の改善が期待できる。
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