特集 認知症施策up to date
若年性認知症の有病率・生活実態調査の結果を踏まえた今後の施策づくりの方向性
粟田 主一
1
1東京都健康長寿医療センター研究所
キーワード:
若年性認知症
,
有病率
,
生活実態
,
認知症疾患医療センター
,
診断後支援
Keyword:
若年性認知症
,
有病率
,
生活実態
,
認知症疾患医療センター
,
診断後支援
pp.852-859
発行日 2022年10月15日
Published Date 2022/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209923
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ポイント
◆わが国の若年性認知症有病率は18〜64歳人口10万対50.9人、有病者数は3.57万人であり、診断名別ではアルツハイマー型認知症が最も多い。
◆「診断を行える医療機関の整備と周知」「質の高い診断後支援」「職域と保健医療福祉分野との連携による就労継続支援」「経済状況のアセスメントと社会保障制度の利用支援」「人材育成」は喫緊の課題である。
◆当事者参画によるニーズに合ったサービスの開発とインフォーマルサポートの普及が今後の課題となるであろう。
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