特集 がん検診—見えてきた問題にどう取り組む?
胃がん検診の現状—胃X線,胃内視鏡,リスク層別化の課題
加藤 勝章
1
,
千葉 隆士
1
,
只野 敏浩
1
,
渋谷 大助
1
1公益財団法人宮城県対がん協会がん検診センター
キーワード:
胃がん検診
,
リスク層別化
,
胃X線検査
,
胃内視鏡検査
Keyword:
胃がん検診
,
リスク層別化
,
胃X線検査
,
胃内視鏡検査
pp.161-167
発行日 2020年3月15日
Published Date 2020/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209345
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【ポイント】
◆胃がんはいまだ疾病負荷が高く,対策が必要ながんであり,胃X線検診と胃内視鏡検診が実施されている.
◆胃X線検診は受診率の低迷や読影医不足,胃内視鏡検診は検査医の確保や読影体制の構築などの問題を抱えている.
◆胃がんリスク因子であるH. pylori感染に基づくリスク層別化を加味した適正な検診提供体制の構築が望まれる.
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