連載 リレー連載・列島ランナー・86
ブルーオーシャン—“行政のロジック”と“現場のパッション”が交わる県庁の医療行政
伴 正海
1,2
1前・高知県健康政策部医療政策課(2016年3月まで)
2現・厚生労働省
pp.367-370
発行日 2016年5月15日
Published Date 2016/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401208431
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昔からサッカーが好きで,チームが勝つために自分が頑張ることは苦ではなかった.チームで勝つためにそれぞれが役割を最大限発揮することの意義を肌で感じていたし,多くのポジションで役割を意識しながらプレーしていた.医学部生だった頃から,どんな形であれ医療に関わって世の中を良くすることができるのであれば,自分一人ぐらい臨床現場から離れても,現場で頑張る仲間がもっと活き活き働くことができる環境を作れればそれでよいと考えていた.
そして今,高知県の医療行政というフィールドに身を置いている.現職でもうすぐ2年が経とうとしている.これまでの学びを振り返ってみた.
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