視点
超高齢社会の未来を創る
山中 朋子
1
1青森県弘前保健所
pp.218-219
発行日 2015年4月15日
Published Date 2015/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401208150
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今を変えれば! 未来は変わる!!
青森県は平均寿命が全国最下位という状況が続いているが,今,行政のみならず,医師会,企業,マスコミ,大学が「短命県返上」「健康寿命アップ」を目標に,積極的に取り組みを進めている.そのスローガンが「今を変えれば! 未来は変わる!!」である.当保健所管内でも,首長による「健康なまち宣言」が目白押しである.一方,弘前大学では,文部科学省の革新的イノベーション創出プログラムに「ビッグデータ解析による画期的な疾患予兆発見の仕組みと予防方法の開発」が採択され,産学官民による県民の健康寿命の延伸と生活の質や幸福度の向上に向け,新たな産業創出をも見据えた取り組みが進められ,「自立的健康まちづくりモデル」の実現を目指している.
この二つの取り組みは,弘前大学医学部社会医学講座の中路重之教授のリーダーシップによるところが大きい.
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