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「離島・辺地のリハビリテーション」を討議—第23回日本リハビリテーション医学会総会
pp.510
発行日 1986年8月15日
Published Date 1986/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401207306
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「第23回日本リハビリテーション医学会総会」が,鈴木良平会長(長崎大学医学部教授)のもと去る6月5,6日の両日,長崎市公会堂など6会場で開催された.
老人保健法の施行以降,各地で機能訓練事業が試みられているが,スタッフの不足をはじめとして多くの課題が山積している.このような状況と長崎という地域性を反映して,この学会ではシンポジウム「離島・辺地のリハビリテーション」(司会・穐山富太郎氏・長崎大学医療短大部,竹内孝仁氏・東京医科歯科大学)がもたれた.このシンポジウムは離島・辺地のリハビリテーションの実態を分析することによって,都市部での問題点をも検討しようという趣旨でもたれたもので,老人のリハビリと障害児のリハビリという二つの立場から報告された.
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