日本列島
麻薬,覚せい剤禍撲滅沖縄大会開かる
伊波 茂雄
1
1沖縄県環境保健部
pp.138
発行日 1983年3月15日
Published Date 1983/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206659
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沖縄
「麻薬,覚せい剤の乱用や,売春,性病は個人の心身をむしばむばかりか,各種犯罪を増加させているが,その恐ろしさを1人ひとりが認識して,みんなでこれに立ち向かう態勢をつくろう」という狙いをもって,10月23日沖縄市で「麻薬,覚せい剤禍撲滅,三悪追放国民運動沖縄大会」(主催・厚生省,沖縄県,協賛・沖縄市,県医師会,県歯科医師会,県薬剤師会,県婦連,琉球新報社など)が開催された.
大会では森下元厚生大臣(代理持永和見厚生省薬務局長)が「麻薬,覚せい剤事犯が増加しつつあり,サラリーマン,主婦層,学生にまで覚せい剤がはびこり,憂慮すべき事態である.撲滅するには関係機関は勿論,国民の協力を得なければ実現できない」と呼びかけた.
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