特集 悪性新生物の疫学
子宮癌の動向
野田 起一郎
1
,
佐々木 秀敏
1
Kiichiro NODA
1
,
Hidetoshi SASAKI
1
1近畿大学産婦人科学
pp.555-558
発行日 1981年7月15日
Published Date 1981/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206348
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■はじめに
わが国の婦人における子宮癌の発生頻度が胃癌に次いで高いことは,周知のとおりである.全子宮癌のうち90%以上を占める子宮頸癌は,
(1)その組織発生が,人体諸臓器の癌のうちで最もよく研究されているものの一つであること.
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