調査報告
一農山村における高血圧の医療費
関 龍太郎
1
,
森広 美恵子
1
,
川崎 かなえ
1
,
内藤 閑
2
,
岩田 佳代
2
1島根県松江保健所
2(島根県)八雲村
pp.291-294
発行日 1980年4月15日
Published Date 1980/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206073
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はじめに
日本において脳卒中は昭和26年以来死因の首位であり,その行政的対策はますます重要になっている1)2).
筆者らも,松江保健所管内において,行政的施策を進めるなかで,脳卒中予防対策の現状について報告してきた3)〜6).とくに「脳卒中予防対策」の評価を行なう過程で,脳卒中予防対策にとって「労働」の指導の重要性を感じている5).同時に,「労働」をしないと賃金の得られない現状のなかで,「経済」の問題にしばしばぶつかってきている.
今回は,高血圧の医療費について検討を行なったので報告する.
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