特集 第18回社会医学研究会総会記録
シンポジウム
社会医学の実践と研究
川上 武
,
山手 茂
1
,
渡辺 寿美子
2
,
皆川 修一
3
,
海老原 勇
4
,
増子 忠道
5
,
山本 繁
6
,
西 三郎
7
,
片平 洌彦
8
1東京都神経科学総合研究所
2東京都文京区本郷保健所
3川崎市高津保健所
4労働科学研究所
5柳原病院
6京都府保健予防課
7国立公衆術生院
8東京医歯大・難研
pp.852-858
発行日 1977年12月15日
Published Date 1977/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205529
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はじめに
第18回社会医学研究会総会が4年ぶりに東京で開かれるにあたって,その報告申込み・プログラム作成の段階において,在京世話人を中心とする打ち合わせ会が数回開かれ,本シンポジウムの計画が決定された.この決定の過程について,若干説明しておきたい.
第18回社医研総会の要望課題は,第17回総会のあとを受けて,1)国・自治体レベルの保健行財政問題,2)保健・医療・福祉活動の連携,の2課題がとりあげられ,会員に対して演題募集が行われた.この要望課題の決定の過程および会員からの演題申込みを受けてプログラムを作成する過程において,現段階の本研究会の課題として,「社会医学とはなにか,その実践と研究をいかに進めるべきか」についてシンポジウムを企画する必要性が確認され,具体的計画が立てられた.報告者および参加者の御協力によって,充実したシンポジウムが行われたので,その要旨を報告する.
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