特集 第18回社会医学研究会総会記録
要望課題
保健行財政
II.保健政策・保健サービス(演題11〜18)
南雲 清
1
,
山下 節義
2
,
宮入 昭午
3
,
多田羅 浩三
4
,
山本 繁
5
,
土井 真
5
,
三宅 仁美
5
,
南奈 美子
5
,
津田 ユキ
5
,
工藤 充子
5
,
鈴木 幸子
5
,
広瀬 美砂
5
,
井瓜 多津江
5
,
谷田 悟郎
6
,
松山 容子
7
,
村瀬 好美
8
,
増田 貞二
8
,
海老原 勇
8
1代々木病院
2京大公衆衛生学
3京滋じん肺患者同盟事務局
4阪大・公衆衛生
5京都府向陽保健所
6京都保健会南ブロック・九条診療所
7東京都立府中病院
8長野・山香診療所新守る会
pp.825-830
発行日 1977年12月15日
Published Date 1977/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205522
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(1)宮入は,第16回社医研総会(熊本)報告にひき続き,地方自治体と労働衛生行政とのかかわりに関し,その経験にもとづいて報告をおこなった.
(2)現行の労働衛生行政は,地方自治体行政からは完全に切り離されているために,例えば,労災被災者への身体障害者福祉法の適用が見落とされていたり,時に生保レベル以下の年金給付で済まされたり,あるいは,自治体の関心の薄さのために,当然受けられるべき労災保険による年金や医療給付という権利を,生保の枠の故に奪われている,といった事態がひきおこされていることが,「じん肺患者の社会活動」を通じて経験された.
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