特集 第16回社会医学研究会
要望課題
法と健康(演題16〜26)—いかに理解し,いかに取り組むべきか
東田 敏夫
1
,
原 一郎
2
1関西医科大学公衆衛生学教室
2大阪府立公衆衛生研究所
pp.836-845
発行日 1975年12月15日
Published Date 1975/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205114
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「法と健康」—この要望課題にたいして,いくつかの意欲的な報告と討議が行なわれた.私どもが司会した演題は,主として化学物質による労働者あるいは住民の健康被害—職業性中毒,有害食品中毒,公害被害—に関するもの10題である.それらの報告の要旨を紹介し,討論の要点を述べ,あわせて司会者の印象と見解をつけ加えたい.
なお,この要望課題のもとに,他に頚肩腕障害,じん肺,白ろう病などの労働衛生の問題が報告され,また労働衛生に関する自由集会が持たれた.これらにも共通するものが多くあったことを付記しておく.
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