研究
妊婦梅毒の疫学的研究
園田 真人
1
,
木原 純一
2
,
古川 亀子
3
,
湯野 タツメ
1
,
鎌田 悦子
1
,
山本 浩二
1
1北九州市若松保健所
2北九州市若松保健所検査室
3北九州市若松保健所保健婦室
pp.630-634
発行日 1974年11月15日
Published Date 1974/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204922
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わが国における母子保健対策は,戦後とくに充実され,妊婦検診は重要な意義をもって今日に至っている.
妊婦梅毒の早期発見,早期治療の大切なことはいうまでもないが,昭和20年代には強力な梅毒のペニシリン療法がおこなわれ,昭和30年代は梅毒が不顕症化するにともない,梅毒の治療はとかく軽視され,放置される傾向がある.
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