特集 救急医療
救急医療と公的責任
小野 恵
1
1東京女子医科大学衛生学教室
pp.364-371
発行日 1973年6月15日
Published Date 1973/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204673
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医療を必要としたとき,とくに生命の危急に際するそれは,医療に占める救急本然の意義として高く評価される.
医学的にいう救急処置は整備された施設内に集約され,国民死因の上位を占める脳卒中,心筋硬塞,交通事故等の傷病の,救急自動車で搬送される患者の占める率は決して高くはない.
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