北から南から
僻地医療のあり方を求めて—高知県幡西地域保健医療センター
H. A
pp.376
発行日 1971年6月15日
Published Date 1971/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204283
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今年1月12日に高知県立宿毛病院内に新設された「高知県幡西地域保健医療センター」は,厚生省,県厚生労働部,県病院局,関係市町村,地元保健所および医師会,岡大医学部など幅広い協力態勢の下に活発な活動を進めている.
センターのメンバーは医師2名,保健婦2名および看護婦6名と事務1名の11名で,幡西地域に存在する19カ所の無医地区に対する2週間に1度の巡回診療とともに,総合的な検診を実施して,より積極的な地域保健管理活動を進めている.これら検診,診療に加えて地域住民の要求に応えて,白ろう病調査などのその地域特有の職業病対策や,生活環境調査にもセンターとして機能を発揮している.
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