研究報告
位相差顕微鏡による2,3原虫類の観察に就て
橋本 雅一
1
,
水原 敏知
2
1東京医科歯科大学衞生学教室
2東京医科歯科大学解剖学教室
pp.34-35
発行日 1953年2月15日
Published Date 1953/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401201169
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吾々は,細胞や微生物等の生態観察に極めて適する,最も理想的な光学顕徴鏡として登場して来た位相差顕微鏡を用いTrypanosoma gambiense,Trichomonas elongata及びPlasmodium vivaxの生態観察を行い,それらの最も観察し易い条件を検討し,2,3の新知見を得たので報告する。尚,使用した顕微鏡は千代田光学の製品であつた。
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