醫藥隨想 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    再軍備と産兒制限
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                北岡 壽逸
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1國學院政經學部
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.27
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1952年5月15日
                  Published Date 1952/5/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401201035
                
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- 文献概要
敗戰に因つて武裝を解除された我國が,今や再武裝せんとしつつある。我國を裸にしたアメリカが武裝の爲にあらゆる援助と勸告を行ひつつある。實に國の運命の百八十度の轉換である。
ところが再軍備に對しては種々の反對がある。再軍備の爲に二千億の豫算を提出している吉田首相も再軍備は反對だそうであるから,何が何んだかわからなくなるが斯かる政治家的の詭辯を除いて眞實に再軍備に反對する者の大部分は,我國を共産主義國の侵略に抵抗し得ない弱い國としよう。ソ連の軍門に降伏しよう。我國を共産主義國としやうとする者であると思はれる。
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