連載 海外事情
ヨハン・ペータ・フランクの故郷ロダルベンを訪ねて
華表 宏有
1
1産業医科大学
pp.965-967
発行日 2009年12月15日
Published Date 2009/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401101701
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
ヨハン・ペータ・フランク(Johann Peter Frank, 1745-1821)は,医学史の中で,18世紀後半から19世紀はじめの啓蒙主義時代に『完全な医事行政の体系』(System einer vollsta¨ndigen medicinischen Polizey)全6巻をまとめた衛生学者として知られている.
一昨年10月から今年6月まで,訪欧のたびに彼の生家があるドイツ・ファルツ地方のロダルベン(Rodalben)を訪れることになり,今年6月の4回目の訪問では,生家前の広場に落成された一連の記念碑を実地に見ることができた.
本稿では,彼の生涯と業績にも触れながら,ロダルベン訪問の経緯などを報告する.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.