連載 パートナーシップ時代の国際保健協力―これから国際保健協力を志す若者への10章・4
複雑化・大型化する国際保健問題―ヘルスディプロマシーとは
武井 貞治
1
,
江浪 武志
2
,
中谷 比呂樹
3
1国連合同エイズ計画モニタリング
2WHO(世界保健機関)本部総務局
3WHO(世界保健機関)事務局
pp.56-59
発行日 2009年1月15日
Published Date 2009/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401101482
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
連載第2回においてはG8サミットを例として取り上げ,国際保健の枠組みが実際にどのように機能しているかを,第3回においては顧みられない熱帯病を例として国際的合意過程をみた.本稿においては,より総括的に,国際保健問題が外交上重要な課題と位置づけられるようになった背景と,保健と外交の主要課題に関する最近の取り組みを説明した後に,今後の展望を述べる.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.