特集 助産所と連携する地域周産期医療体制の構築に向けて
【兵庫県神戸市における助産所と医療機関の連携】
[インタビュー]「近くに助産所があって,よかった」そう思える関係が20年も続いている
橋本 尚
1
,
亀田 隆
1
1はしもと産婦人科
pp.294-299
発行日 2025年8月25日
Published Date 2025/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134781680790040294
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神戸市の「はしもと産婦人科」は,2005年から当地にあった「亀田マタニティ・レディースクリニック」が改称したクリニック。20年前に亀田隆医師が開設して,開業当初から毛利助産所の嘱託医師を引き受けてきた。
今から2年前(2023年),亀田医師は,20歳年下で副院長だった橋本尚医師にバトンをつないだ。助産所との連携は,今も変わらず続いている。その理由について新院長の橋本医師は「うまくいっていることを変える必要はない」と言った。
施設の継承という節目を経たこのクリニックが,どのように長年の連携関係を続けてきたかを聞いた。

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