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1.はじめに
一般社団法人日本老年看護学会(以下,本学会)では,2014年に専門看護師・認定看護師活動推進委員会(以下,本委員会)を設置し,本学会とのかかわりの深い老人看護専門看護師(certified nurse specialist in gerontological nursing;GCNS)および認知症看護認定看護師(certified nurse in dementia nursing;DCN)の活動推進に努めてきた.2019年には,診療報酬において認知症ケア加算の算定が認められるようになり,DCNへの期待が高まるなか,本委員会でDCNを対象に活動実態調査を行った.DCNそれぞれの職場や地域で展開する活動の成果や課題を把握することで,DCN活動のアピールや課題のフォローへとつなげている.
GCNSは2002年に初回認定者が誕生後,2022年12月現在で248人(日本看護協会,2023)となり,その活動内容や場所はともに多様化している.多くのGCNSが本学会の会員であり,これまでも委員会活動や研修会等で協働してきたが,その活動実態を十分に把握できているとはいえない.また高度実践看護師への期待が高まる一方で,特定行為研修制度も注目を集めている.超高齢社会を迎えたわが国で高度実践看護師であるGCNSへの期待も小さくないはずだが,人数もまだ少なく,まずは現在の活動やその成果を広くアピールすべきであると考えられた.そして明らかになった課題に対しては本委員会としても支援したいと考えている.
以上のことから,GCNSが高度実践看護師としてどのような活動を行っているのか,その成果および課題等を明らかにし,本委員会がどのように支援および協働できるか検討するために本委員会の企画によりGCNSへの活動実態調査を行った.本報告ではこの調査全体のうち,GCNSの活動内容とその成果について報告する.
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