Japanese
English
特集1 日本老年看護学会第29回学術集会
シンポジウム
急性期病院の『身体拘束』は如何にしてなくせるか
身体拘束をしない組織文化を築く看護管理
Nursing Management to Build an Organizational Culture without Physical Restraint
長谷川 美栄子
1,2
Mieko Hasegawa
1,2
1社会福祉法人愛全会高齢者総合福祉施設サン・グレイス
2一般社団法人日本看護倫理学会
1Aizenkai Social Welfare Corporation,Sun Grace Comprehensive Welfare Facility for Elderly
2The Japan Nursing Ethics Association
pp.28-30
発行日 2025年1月31日
Published Date 2025/1/31
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
Ⅰ.はじめに
筆者は,日本看護倫理学会の会員であり,2012年度から同学会の「臨床倫理ガイドライン検討委員会」委員として,身体拘束をしないことをめざす活動を行ってきた.臨床現場にはさまざまな倫理問題が起きており,ガイドラインが必要な分野があると考えられた.倫理問題のなかから「医療や看護を受ける高齢者の尊厳を守るためのガイドライン」と「身体拘束予防ガイドライン」の作成に取り組み,2015年に学会ホームページに公表した.2018年には,手元においてより活用しやすいように,コンパクトサイズの「看護倫理ガイドライン」として書籍化している.(看護の科学社より発刊)
2013年からは,「身体拘束予防ガイドライン」の活用・普及をめざして日本看護倫理学会年次大会交流集会をはじめ,全国で研修会を開催してきたが,次第に身体拘束をしないためには組織全体で取り組むことが必要であり,看護管理者の果たす役割が重要であることが浮かび上がってきた.看護管理者との対話を続けるなかで考えられたことを中心に,身体拘束をしない組織文化を築くために看護職としてなにをなすべきかについて述べたい.
Copyright © 2025, Japan Academy of Gerontological Nursing All rights reserved.

