連載 データをチカラに—看護の質向上のための電子カルテデータ利活用術・11
臨床記録の限界を解決する
松本 聡子
1
,
秋山 剛
2
,
岩穴口 孝
3
1NTT東日本関東病院品質保証室
2環太平洋精神科医会議
3鹿児島大学病院医療情報部
pp.172-176
発行日 2026年2月10日
Published Date 2026/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550360020172
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はじめに
電子カルテや部門システムは,一次利用(例:臨床記録や,業務の効率化)を目的として設計されているツールです。そのため,蓄積されたデータを二次利用する際には,さまざまな課題を克服する必要があります。
例えば,ある事象と別の事象を正確に紐づけるために必要な「日時データ」や「事象の発生理由に関するデータ」が,電子カルテや部門システムに登録されていないケースがあります。今回は,そのような場合にどのように対処すべきか,具体的な方法をご紹介します。
なお,本記事では,IBM社製の電子カルテシステムを例に挙げて説明します。他メーカーの電子カルテでは,機能や表現が異なる場合がありますので,各施設で使用されているシステムの仕様に応じて適宜読み替えてください。

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