「日時」のデータの扱い方①

はじめに

　前回（連載第6回）は，電子カルテデータを二次利用する上で構造化データを効率的に入手するための工夫についてご紹介しました。今回は，電子カルテデータの利活用における「日時」データの取り扱いについて，ご紹介します（なお，本記事では，IBM社製の電子カルテのシステムを例に挙げて説明を行います。他メーカー製の電子カルテでは機能や表現が異なる場合がありますので，各施設で使用されているシステムの仕様に応じて，適宜読み替えてください）。