特集 地域の「高齢者救急」を再考する 「下り搬送」と「地域包括医療病棟」に焦点を当てて
PART1 課題提起
救急搬送された高齢者を,再び暮らしの場に—おうちにかえろう。病院の実践
水野 慎大
1
1医療法人社団焔 おうちにかえろう。病院
pp.23-26
発行日 2026年1月10日
Published Date 2026/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550360010023
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東京都板橋区に所在する「おうちにかえろう。病院」は,全120床を地域包括ケア病棟として運用しています。同院では,自院の役割を急性期と在宅をつなぐ中間的機能と位置付け,治療方針の再検討や意思決定支援を目的に,急性期病院との双方向の搬送を行っています。
高齢者の病態は,増悪と軽快の間を揺れ動きながら徐々に下降していく場合も多いことから,地域の高齢者救急体制を考える上で,相互搬送体制が機能していることは,望ましいあり方の1つと言えるでしょう。
本稿では,救急搬送された高齢者が再び暮らしの場に戻ることができるようにするための,同院の機能と実践を報告します。

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