特集 地域の「高齢者救急」を再考する 「下り搬送」と「地域包括医療病棟」に焦点を当てて
PART1 課題提起
—【提言】—台湾の「Hospital at Home / Acute Care at Home(HAH・急性期在宅医療)」—日本の高齢者救急体制を変革するための示唆
佐々木 淳
1
1医療法人社団悠翔会
pp.20-22
発行日 2026年1月10日
Published Date 2026/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550360010020
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台湾では,肺炎や尿路感染など入院適応とされてきた急性期患者に対し,自宅や施設などでの訪問診療と訪問看護によって集中的に治療を行う「急性期在宅医療(Hospital at Home / Acute Care at Home:HAH)」の取り組みが始まり,治療日数と医療費を抑制しながら,多くの高齢者が暮らしの場で治療を完遂している。
本稿では,患者のQOLを守りつつ社会保障財源を適正利用する仕組みとして,台湾のHAHの制度設計とアウトカムを紹介し,日本の高齢者救急体制への示唆を述べる。

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