特集 更年期世代への支援が持続可能な組織をつくる 看護管理者のウェルビーイング
—【インタビュー】女性の健康総合センター創設の意義から考える—ライフコースアプローチ視点での「更年期世代」職員支援
小宮 ひろみ
1
1国立成育医療研究センター 女性の健康総合センター
pp.850-856
発行日 2025年10月10日
Published Date 2025/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550350100850
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
女性はホルモンバランスの変化などにより,ライフコースごとに健康課題が変わります。今回のテーマである「更年期」とは,女性のライフコースにおいてどのようなものなのでしょうか。また,その世代にあたる職員への組織的支援はどうあればよいのでしょうか。
女性の健康総合センター(Integrated Center for Women's Health:ICWH)は,国立成育医療研究センターに女性の健康に関するナショナルセンター機能を持たせ,研究の推進や,最新のエビデンスの収集・情報提供を行うことを目的として,2024年10月に設立されました。
本稿では,女性の健康総合センターセンター長小宮ひろみ氏に,女性の健康総合センター設立の意義とともに,女性の健康についての新しいアプローチの視点と「更年期」のケアと乗り越え方について,職員支援の観点を中心に伺いました。

Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.