特集 統合失調症のある対象者への作業療法の実際
扉
森元 隆文
1
,
香山 明美
2
,
長野 敏宏
3
1札幌医科大学
2東北文化学園大学
3御荘診療所
pp.1013
発行日 2026年9月15日
Published Date 2026/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091513540600101013
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特集にあたって
精神科で従事する作業療法士の多くが,統合失調症のある対象者とかかわりをもっていると思います.先達が重ねてきた統合失調症のある対象者への臨床の知は精神科作業療法の基本モデルといっても過言ではなく,多くの書籍や雑誌の特集で示されている評価・治療の枠組みや対象者へのかかわり方は,精神科で従事する作業療法士が押さえておくべき貴重な知見です.
一方で,近年では急性期での個別作業療法や作業療法士による訪問・アウトリーチ支援についてのエビデンスが示されています.また,心理教育や認知行動療法,認知機能リハビリテーションのように,国際的な治療ガイドラインで推奨されている心理社会的治療を作業療法士が実践しており,その介入効果も報告されています.

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