連載 脳卒中患者の内観・第1回【新連載】
その瞬間がきた
宮口 英樹
1
Hideki Miyaguchi
1
1高知健康科学大学
pp.1452-1457
発行日 2025年12月15日
Published Date 2025/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091513540590131452
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連載にあたって
2023年(令和5年)3月20日,脳出血を発症した.リハビリテーション病院やクリニックの臨床では主に脳卒中患者にかかわってきた経験もあり,自ら体験した麻痺や注意障害は予想した通りだったものもあったが,予想とは異なった多くの経験をした.特に「内観」の重要性,「エネルギー」の存在を強烈に感じたのは,大きな発見であった.機能回復のプロセスを通じて,人が生きていく目標の重要性を強く感じた.
本連載では,「急性期(発症)」,「急性期」,「回復期Ⅰ」,「回復期Ⅱ」,「社会生活」の5回に分けて,患者,臨床家,研究者の3つの視点から臨床家にメッセージを送りたい.

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