Japanese
English
症例報告
上肢運動障害患者の眉メイクを中心とした作業療法事例
Case study of occupational therapy focusing on eyebrow makeup for a patient with upper extremity movement disorders
池知 良昭
1,2,3
,
板原 珠里
4
,
中村 修
5
,
石橋 仁美
6
Yoshiaki Ikechi
1,2,3
,
Juri Itahara
4
,
Osamu Nakamura
5
,
Hitomi Ishibashi
6
1香川県立白鳥病院
2香川県立丸亀病院
3東京都立大学大学院
4宝塚医療大学 作業療法学専攻
5香川県立白鳥病院 整形外科
6東京工科大学
キーワード:
眉メイク
,
作業療法
,
SSPC
Keyword:
眉メイク
,
作業療法
,
SSPC
pp.412-416
発行日 2025年4月15日
Published Date 2025/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091513540590040412
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Abstract:本報告は,利き手の上肢運動障害のため,満足な化粧ができないA氏に対し,作業療法にて眉メイクを実施した事例報告である.A氏は30代,女性.診断名は,右橈骨頭粉砕骨折である.観血的整復固定術後より関節可動域拡大を目的に介入したが,肘関節等の拘縮により,A氏は,満足のいく眉メイクができなかった.そのため,「眉メイクが非利き手でうまくできる」を合意した目標とし,生活と化粧を関連づけた社会参加プログラム(Supporting Social Participation through a Cosmetic program:SSPC)を用いて,実践した.非利き手での眉メイクのため,A氏のこれまでの化粧習慣に変更を要したが,SSPCによりスムーズに獲得できた.眉を整えることを習慣としていたA氏は,非利き手での眉メイク動作が獲得できたことにより,他者との交流が多い看護師へ職業復帰する自信につながった.

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