特集 行政の作業療法士の仕事
コラム:行政職員が作業療法士に期待していること
原田 洋平
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1長崎県 福祉保健部長寿社会課 地域包括ケア推進班
pp.251-252
発行日 2025年3月15日
Published Date 2025/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091513540590030251
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長崎県について
長崎県は平地が少なく,海岸線が複雑で,多くの半島と離島があります.長崎県の面積の45.5%が島々で,離島住民が長崎県の人口の約9%,全国の法指定有人島人口の約33%を占めている,全国一の離島県です.半島と離島が多いという地理的な要因もあり,住民がより身近な地域で相談や支援を受けることができる体制整備が必要です.また,長崎県は全国に比べ早く高齢化が進んでおり,高齢者が安心して暮らすことができるための地域づくりは重要です.
長崎県では,福祉保健部長寿社会課,長崎こども・女性・障害者支援センター,こども医療福祉センター,保健所に合計16名の作業療法士が長崎県職員として勤務しています.職場に応じて,高齢者,精神障害,発達障害,身体障害,難病等,かかわる領域や求められる業務は多岐に渡ります.
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