ひろば
就学生徒に対するリハビリテーションの職業体験
小川 巧馬
1
,
古谷 英孝
1
,
大坂 祐樹
1
Takuma OGAWA
1
,
Hidetaka FURUYA
1
,
Yuki OSAKA
1
1苑田第三病院・東京脊椎脊髄病センター
pp.1218-1219
発行日 2026年10月15日
Published Date 2026/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520600101218
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文部科学省によると,職業体験は「生徒が事業所などの職場で働くことを通じて,職業や仕事の実際について体験したり,働く人々と接したりする学習活動」と定義されている1).近年,小・中学生の働くことへの意欲の低下が問題視されており,職業体験への注目が高まっている1,2).キャリア教育の段階として,小学校では職場見学,中学校では職場体験,高等学校ではインターンシップと,体験活動を系統的に実施していくことが重要とされており,特定非営利活動(NPO)法人や企業が授業の一環としてさまざまな職業の体験をできるような事業が行われている.少子化が進む本邦において,少しでもリハビリテーションの職業に興味をもち,育成できる環境をつくることは大切であると考える.
小学生の職業体験は地域学習センターなどで夏休みや春休みの期間に開催され,中学校は授業の一環として開催されている.体験できる職業はアナウンサー,保育士,農業,インストラクター,カメラマン,スポーツトレーナー,アクション俳優などさまざまである.小学生の職業体験では事前に興味のある2職種を選択するが,体験する職業ごとに人数を均等にするため,希望以外の職業に振り分けられる場合もある.体験は1コマ80分で実施される.体験後には働いた報酬として模擬通貨が配られ,商品を購入することができ,職業体験と併せて労働と対価,消費という一連の経済活動が疑似体験できる仕組みとなっている.中学校の職業体験では興味のある3職種を選択し,各職種1コマ50分の体験を実施する.小学生と同様に,希望以外の職業に振り分けられる場合もあった.
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