連載 臨床実習サブノート 効果的かつ安全な起居動作へのアプローチ・第12回【最終回】
内部障害者の長期臥床による廃用症候群
平野 正仁
1
,
山川 諒太
1
Masahito HIRANO
1
,
Ryota YAMAKAWA
1
1東京都リハビリテーション病院リハビリテーションセンター
pp.467-473
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520600040467
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内部障害は,呼吸,循環,消化,排泄などの内臓疾患により生じた機能障害です.身体障害者福祉法では,内部障害は心臓,呼吸,腎臓,膀胱・直腸,小腸,肝臓,免疫の7種の機能障害に大別されます.これらの疾患の患者は,治療のため安静が必要となる場合があり,この安静臥床期間は廃用症候群を生じる原因となります.さらに高齢者や複数疾患を合併している場合は,その発症リスクが高まります.廃用症候群が進行すると,筋力低下や関節可動域低下,循環機能低下を招き,心身の活動性,ADL能力,QOLが低下します.廃用症候群の患者に対しては,安全管理のもと,本人の能力を生かして離床を進めます.本稿では安全な起居動作のポイントを紹介します.
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2029年4月30日).

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