特集 大脳基底核—分子機構からパーキンソン病の理学療法まで
パーキンソン病の非運動症状に対する理学療法
三上 恭平
1
Kyohei MIKAMI
1
1登戸内科・脳神経クリニックリハビリテーション科
キーワード:
非運動症状
,
QOL
,
生活の質
,
包括的アプローチ
Keyword:
非運動症状
,
QOL
,
生活の質
,
包括的アプローチ
pp.1190-1196
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590101190
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Point
●パーキンソン病の非運動症状はQOLに大きく影響するため,運動症状と合わせて包括的に評価・管理することが重要である
●気分障害や自律神経障害などの非運動症状は,運動機能やリハビリテーションの効果にも影響を与えるため,理学療法士は早期に評価し,適切な介入を行う必要がある
●患者の健康状態を長期的に維持するためには,運動だけでなく生活習慣の管理や心理的サポートも含めた多面的なアプローチが求められる

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