連載 My Current Favorite・39
エビデンス-プラクティスギャップをどう解消するか
野々山 忠芳
1
1一宮西病院リハビリテーション技術部
pp.1116
発行日 2025年9月15日
Published Date 2025/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590091116
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現在の関心事は?
私は日頃,臨床現場に従事しながら,自施設や多施設共同での臨床研究や,ガイドライン作成にもかかわっています.また,呼吸ケアサポートチームや集中治療室(intensive care unit:ICU)での早期リハビリテーションの立ち上げ・運営,さらには県内の多職種連携による勉強会や啓発活動にも取り組んできました.そうした活動のなかで常に感じてきたのが,「エビデンス-プラクティスギャップ」の存在です.ガイドラインや論文で推奨されている内容と,現場の実践が一致しない現象は,ほとんどの臨床現場が抱える問題ではないでしょうか.このギャップをどうすれば埋められるのか.それを考えることが,まさに“My Current Favorite”です.
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