特集 運動器疾患における理学療法アウトカムと臨床実践
頸椎症性神経根症に対する理学療法
上田 泰久
1
Yasuhisa UEDA
1
1文京学院大学保健医療技術学部理学療法学科
キーワード:
椎間孔狭窄
,
障害神経根
,
過剰な分節運動
Keyword:
椎間孔狭窄
,
障害神経根
,
過剰な分節運動
pp.900-906
発行日 2025年8月15日
Published Date 2025/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590080900
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Point
●頸椎症性神経根症は,頸椎の退行変性(椎間板変性や骨棘形成など)による椎間孔狭窄で,神経根が圧迫されて生じる疾患である
●評価をもとに頸椎症性神経根症による障害神経根の高位を鑑別して,運動療法を実施することが重要である
●頸椎の過剰な分節運動や椎間不安定性が生じないよう,姿勢・動作および頸部深層筋に対して運動療法を行う

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