特集 運動器疾患における理学療法アウトカムと臨床実践
腱板断裂に対する腱板縫合術後の理学療法
原田 伸哉
1
Nobuya HARADA
1
1令和健康科学大学リハビリテーション学部理学療法学科
キーワード：
疾患特性
,
アウトカム
,
アドヒアランス
Keyword:
疾患特性
,
アウトカム
,
アドヒアランス
pp.907-915
発行日 2025年8月15日
Published Date 2025/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590080907
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Point
●腱板修復術後の理学療法では，日常生活や社会参加への復帰も視野に入れた広い支援のために，国際生活機能分類（International Classification of Functioning, Disability and Health：ICF）を用いた多角的な評価が重要である
●患者立脚型評価アウトカムは患者の主観を明らかにし，ICFはそれを支援に活かす共通言語として補完することで，患者中心の支援を具体的に共有・実現できる
●修復部の治癒過程を理解し，運動療法の開始時期と進め方を見きわめ，安全なADL指導を行うことが重要である
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