書評
Facial Danger Zones日本語版(フェイシャルデンジャーゾーン)[Web動画付]—手術・注入療法・非侵襲機器療法を安全に行うために
鈴木 芳郎
1,2
1ドクタースパ・クリニック
2日本美容医療協会
pp.363
発行日 2026年4月20日
Published Date 2026/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091434910980040363
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私自身,過去約30年にわたりフェイスリフト手術にかかわってきましたが,この『Facial Danger Zones』は,フェイスリフトを行うドクターにとっては必ず持つべきバイブル的な書であると感じさせられました。本書の最大の特徴は,これまでに類を見ないほど詳細な顔面神経の走行の解説と,それに基づいた危険回避の具体的な方法の提示です。これにより,術中および術後の合併症リスクを大幅に低減するための実践的な知識を得ることができます。
フェイスリフトを含む顔面手術では,顔面神経や主要な血管の解剖学的理解が安全性の要です。しかし,顔面神経の詳細な走行とその周囲でのリスク管理に関する文献は,これまで一部の断片的な情報に限られていました。本書では,これらの情報が精緻な図解とともに網羅されており,特に以下の点が際立っていると感じました。

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