書評
Facial Danger Zones日本語版(フェイシャルデンジャーゾーン)[Web動画付]—手術・注入療法・非侵襲機器療法を安全に行うために
外木 守雄
1
1亀田総合病院顎変形症治療センター
pp.315
発行日 2026年4月20日
Published Date 2026/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091434910980040315
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医学書院から発刊された『Facial Danger Zones日本語版(フェイシャルデンジャーゾーン)[Web動画付]』は,口腔顎顔面解剖学の複雑さを臨床場面に即した形で明確に解説した,極めて実用的な良書です。特に口腔顎顔面領域の手術に携わる形成外科,皮膚科,美容外科,耳鼻咽喉科,頭頸部外科,さらには口腔外科の医師,歯科医師にとっても,本書は不可欠な名書となるでしょう。
ご存じのように,顎顔面には,外傷や腫瘍の手術中に損傷を避けるべき重要な神経,血管,筋肉が網の目のように存在しています。これらを熟知しないと,患者の顔面機能や審美性に深刻な影響を及ぼすリスクが高まります。本書は,このようなリスクを回避するための指針として,専門医はもとより,研修医にとっても極めて優れた役割を果たします。

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