増大号 超音波検査のパニック所見—いま知りたい、チェックポイントと緊急性
7章 腹部エコー領域:準緊急所見
閉塞性黄疸
岩下 和広
1
1飯田市立病院放射線技術科
キーワード:
閉塞性黄疸
,
パニック所見
,
肝内胆管拡張
,
急性胆管炎
Keyword:
閉塞性黄疸
,
パニック所見
,
肝内胆管拡張
,
急性胆管炎
pp.468-473
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048514200700040468
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はじめに
黄疸は血中のビリルビン濃度が上昇し,皮膚や眼球結膜,粘膜が黄染した病態である.そのなかでも閉塞性黄疸は種々の原因によって胆管が閉塞することにより生じた黄疸であり,超音波検査のパニック所見に位置付けられている.閉塞性黄疸は放置すると高率に感染を合併して胆管炎に移行するため速やかに対応すべき“準緊急所見”1)であり,適切な診断と治療が必要な疾患である.
本稿では,閉塞性黄疸を拾い上げるポイントと代表的な原因疾患について腹部超音波検査(ultrasound:US)所見を含めて解説する.

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