増大号 超音波検査のパニック所見—いま知りたい、チェックポイントと緊急性
7章 腹部エコー領域:準緊急所見
絞扼性腸閉塞
森 貞浩
1
1相模原赤十字病院生理検査課
キーワード:
絞扼性腸閉塞
,
パニック所見
,
蠕動消失
,
腸管虚血
,
ドプラ法
Keyword:
絞扼性腸閉塞
,
パニック所見
,
蠕動消失
,
腸管虚血
,
ドプラ法
pp.448-453
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048514200700040448
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はじめに
日本超音波医学会から公表された『超音波検査の「パニック所見:緊急に対応すべき異常所見」:各論』1)において,蠕動の消失した拡張腸管は,速やかに対応もしくは報告すべき準緊急所見に位置付けられており,考慮すべき重篤な疾患として絞扼性腸閉塞が挙げられている.絞扼性腸閉塞は手術を要する病態であり,可能な限り早急な確定診断が求められる.超音波検査(ultrasonography:US)ではパニック所見以外にも参考となる所見や手法があり,それらを駆使すれば,場合によっては確定診断から治療方針決定まで可能である.本稿では,そのポイントを解説する.

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