特集 ロボット支援手術One Step Up
〈新規手術支援ロボットを使いこなす―何が他機種と違うのか〉
泌尿器手術におけるSaroaの現状
岩谷 洸介
1
,
三木 淳
1
1東京慈恵会医科大学附属柏病院 泌尿器科
キーワード:
Saroa
,
触覚フィードバック
,
ポートドッキングフリー
Keyword:
Saroa
,
触覚フィードバック
,
ポートドッキングフリー
pp.638-643
発行日 2025年7月20日
Published Date 2025/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523930790080638
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▶ポイント
・新規国産ロボットSaroaは世界初の触覚フィードバック機能をもつマスタースレイブ型の手術支援ロボットである.
・広く普及している従来の手術支援ロボットと比較し,アームが1本少ないことにより軽量化,小型化を実現し,コスト削減にもつながっている.
・アームの形状や小型であることでポート配置に工夫を要するが,腹腔鏡手術における助手の教育やモチベーションの維持にも寄与している.

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