Japanese
English
綜説
泌尿器腹腔鏡手術の現状と将来
Laparoscopic Surgery in Urology: Current Status and Future
松田 公志
1
,
三上 修
1
Tadashi Matsuda
1
,
Osamu Mikami
1
1関西医科大学泌尿器科学教室
1Department of Urology, Kansai Medical University
キーワード:
腹腔鏡手術
Keyword:
腹腔鏡手術
pp.277-287
発行日 1996年4月20日
Published Date 1996/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901791
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
Minimally invasive therapyをめざして,泌尿器科においてもさまざまな腹腔鏡手術が開発され,触知不能精巣の診断や副腎摘除術などは,標準術式として定着しつつある。また,後腹膜腔鏡手術は,後腹膜臓器を扱う泌尿器科特有の術式として,新たな発展が期待されている。腹腔鏡手術が定着するためには,手術侵襲の正しい評価方法の確立,教育制度の整備,合併症の予防,保険制度の整備と社会の正しい理解が求められよう。
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.