特集 神経因性膀胱の診断・治療,そしてケア―患者さんの悩みに対峙する
〈薬物療法〉
神経因性下部尿路機能障害に対する薬物療法のスイッチングとアドオン
赤井畑 秀則
1
,
松岡 香菜子
1
,
秦 淳也
1
1福島県立医科大学医学部 泌尿器科学講座
キーワード:
神経因性下部尿路機能障害
,
スイッチング
,
アドオン
Keyword:
神経因性下部尿路機能障害
,
スイッチング
,
アドオン
pp.524-528
発行日 2025年6月20日
Published Date 2025/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523930790070524
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
▶ポイント
・神経因性下部尿路機能障害(NLUTD)の尿路管理達成の目標は尿路合併症や症候性尿路感染症の予防と社会的尿禁制の獲得である.
・NLUTDの尿路管理達成に向けて,薬物療法のスイッチングやアドオンは有用な治療選択肢の1つである.
・尿路管理目標が薬物療法やそのスイッチングやアドオンで改善しない場合には早期に次治療への移行を検討すべきである.

Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.