増刊号特集 泌尿器科手術ヒヤリ・ハット―トラブル対処法109の知恵
Ⅱ 体腔鏡下手術
腹腔鏡下/ロボット支援腎部分切除術
038 腫瘍が上(下)極にあって視野の確保がむずかしい
伊藤 悠城
1
,
槙山 和秀
1
1横浜市立大学附属病院 泌尿器科
キーワード:
腎上(下)極腫瘍
,
ロボット支援腎部分切除術
,
RAPN
,
視野確保
Keyword:
腎上(下)極腫瘍
,
ロボット支援腎部分切除術
,
RAPN
,
視野確保
pp.111-114
発行日 2025年4月5日
Published Date 2025/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523930790040111
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Q
背側の左腎上極腫瘍(36mm)に対して,左ロボット支援腎部分切除(RAPN)を施行した.高度肥満の男性症例であり後腹膜スペースは狭く,腎周囲脂肪は固く剝離に難渋した.なんとか腎上極腫瘍を完全に露出させたが視野確保ならびに腫瘍への手術鉗子のアクセスが困難な症例である.

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