特集 公衆衛生の温故知新—これからに向けて戦後80年を振り返る
循環器病予防対策の温故知新—地域疫学調査から特定健診、健康日本21、循環器病対策基本法まで
岡村 智教
1
1慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学
キーワード:
老人保健法
,
特定健診・特定保健指導
,
健康日本21(第三次)
,
循環病対策基本法
Keyword:
老人保健法
,
特定健診・特定保健指導
,
健康日本21(第三次)
,
循環病対策基本法
pp.32-39
発行日 2026年1月15日
Published Date 2026/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.036851870900010032
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ポイント
◆わが国の循環器病予防対策は、死亡原因の第1位だった脳卒中予防対策として開始され、特に高血圧の二次予防に重点が置かれていた。
◆時代の推移とともに生活習慣の改善に重点が置かれるようになり、現在の特定健診・特定保健指導、ポピュレーションアプローチを高血圧対策の中心に置いた健康日本21につながった。
◆循環器病対策基本法の制定までは、わが国には循環病の予防を体系的に推進する法律はなく、いろいろな制度に分かれて予防対策が進められてきた経緯がある。今後、一次予防、二次予防を体系的に実施していく必要がある。

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