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資料
通院がん患者の支援に対する外来看護師と他職種・他部門との連携の実態
Collaboration between Nurses in Outpatient Settings and Other Healthcare Professionals or Teams regarding Cancer Care
佐藤 三穂
1
,
鷲見 尚己
1
Miho Sato
1
,
Naomi Sumi
1
1北海道大学大学院保健科学研究院基盤看護学分野
1Department of Fundamental Nursing, Faculty of Health Sciences, Hokkaido University
キーワード:
通院がん患者
,
連携
,
外来看護師
,
がん診療連携拠点病院
,
カンファレンス
,
cancer outpatients
,
collaboration
,
nurses in outpatient settings
,
designated cancer care hospitals
,
conference
Keyword:
通院がん患者
,
連携
,
外来看護師
,
がん診療連携拠点病院
,
カンファレンス
,
cancer outpatients
,
collaboration
,
nurses in outpatient settings
,
designated cancer care hospitals
,
conference
pp.98-104
発行日 2015年9月25日
Published Date 2015/9/25
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
Ⅰ.緒 言
病院の機能分化,診療報酬の改定を背景に,国の施策として早期退院促進が図られている.その結果,平均在院日数は著しく短縮化し,施設医療から在宅医療への移行が推進されている.特にがん医療の分野においては,外来化学療法加算の導入・点数の引き上げ,また外来放射線照射診療料の導入などを機に外来通院しながら治療を継続している患者も増加しているという特徴がある.
外来通院しているがん患者は,疾患および治療がもたらす身体的・心理的問題に加え,毎日の生活や周囲の人々との関係性にも関連した多様なニーズを抱えているといわれている1).治療期にある患者においては,食に関する多様な問題を抱えていること2),また,診断されて間もない時期の患者においては,患者と看護師のパートナーシップに加え,それを支える豊かな医療環境が重要であること3)が報告されている.
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