特集1 へき地・離島がひらく可能性 これからの社会に必要な視点
【インタビュー】「いつでも、なんでも、最期まで」診る—診療所実習が育てる医療の原点
佐藤 勝
1,2
,
「看護教育」編集室
1岡山大学学術研究院医歯薬学域 地域医療人材育成講座
2哲西町診療所
pp.436-441
発行日 2025年8月25日
Published Date 2025/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.004718950660040436
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岡山県新見市旧哲西町(哲西支局地域)。その中央部、25,000m2の敷地には「きらめき広場・哲西」と呼ばれる、医療・保健・福祉・行政・教育・文化などが複合した施設があります。そして、その一角にあるのが、町で唯一の医療機関である哲西町診療所です。
本稿では、その診療所で医師を務められてきた佐藤勝先生の言葉を通して、診療所の持つ社会的価値と、そこでの実習が看護教育に果たす意義を探ります。
地域に根差す医療の原点と、そこから学べることの可能性に今こそ目を向けてほしい—そんな佐藤先生の想いを伺いました。

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