特集 シン・教務主任 これからの学校管理者に求められること
―教務主任養成講習会を運営する立場から①―変わりゆく看護教育の中で、今必要とされる学校管理者の在り方とは
佐々木 郁子
1
1東京慈恵会教務主任養成講習会
pp.124-129
発行日 2025年4月25日
Published Date 2025/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.004718950660020124
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学校管理者の役割の変化
看護師等養成所における「学校長・副校長・教務主任」、いわゆる学校管理者の組織は、看護師等養成所の運営に関する指導ガイドラインの「第5:教員等に関する事項」において「専任教員・教務主任」「養成所の長及びそれを補佐する者(いわゆる校長・副校長という)」として基準が明記されています。特に看護師等養成所において、教務主任は統括的役割を果たし、カリキュラム運営のリーダー的役割が求められます。そのため、教務主任に求められること(能力)として「専任教員及び教務主任養成講習会ガイドライン」に以下の5つを挙げています。
①看護基礎教育の本質を常に演繹するとともに、学生に対する効果的な教育方法及び看護教育課程の編成等の教育に関する知識・技術について習熟していることが求められる。
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