特集 腎臓病診療の“イマ”を日本のトップランナーに聞いてみた
各論 薬物療法の最新動向
どのような患者に非ステロイド型MR拮抗薬を選び,どのように導入していますか?
山内 真之
1
1虎の門病院腎センター内科
キーワード:
2型糖尿病合併慢性腎臓病
,
CKD
,
残余リスク
,
ミネラルコルチコイド受容体
,
MR
,
非ステロイド型MR拮抗薬
Keyword:
2型糖尿病合併慢性腎臓病
,
CKD
,
残余リスク
,
ミネラルコルチコイド受容体
,
MR
,
非ステロイド型MR拮抗薬
pp.69-73
発行日 2026年1月10日
Published Date 2026/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990630010069
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Point
◎2型糖尿病合併慢性腎臓病(CKD)では,レニン・アンジオテンシン系(RAS)阻害薬およびナトリウム・グルコース共輸送体2(SGLT2)阻害薬を併用しても,なお心腎イベントリスクが残る症例が存在する.
◎この残余リスクの一因として,ミネラルコルチコイド受容体(MR)の過剰活性化が関与している.
◎非ステロイド型MR拮抗薬は,従来のステロイド型MR拮抗薬と比較して,MR選択性と忍容性に優れる.
◎大規模臨床試験およびリアルワールドデータ解析において,非ステロイド型MR拮抗薬による心腎保護効果が確認されている.
◎特にアルブミン尿が残存する症例や,腎機能低下速度の速い症例では,非ステロイド型MR拮抗薬の追加が推奨される.

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